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脱アカデミアへの道~面接で実際に聞かれる(聞かれた)こと~

民間就職の面接で聞かれること

アカデミアでの就職と民間の転職活動は、流れこそ同じものの面接(口頭諮問)で聞かれる内容には大きな違いがあるように思います.

アカデミアの面接では研究内容についての質問が多い(はず)です.民間の面接では自身の経験についても重要な一方で、むしろ自身の考え方やスタンスについて深く問われます.研究職を志望する場合でも、技術的な質問はそこそこで、仕事の進め方や周囲との付き合い方、キャリアビジョンなどについて問われました.

私自身は研究職もそうでない職も両方複数受けましたが、問われる内容は大きく違いませんでした.企業が変わっても職種が変わっても、大学教員出身の人に尋ねたい内容は似通っているのだと感じました.

まあ、一求職者に過ぎない私が一般化できるはずもありませんが、一つの体験談として参考になるのではないかと.アカデミアから民間への転職で聞かれる想定質問など他で見たことがないので、以下はそこそこ貴重な情報なのではないかと思います.

では、具体的にどのような内容が聞かれるでしょうか.以下では私が聞かれた質問と、その質問への私見を書いていきます.

基本の3点セット

自己紹介

転職理由

志望動機

この3点はどこの面接でも聞かれます.絶対に準備しておかなければならない三銃士です.ここで躓くと面接官の心証が悪いですし、よほど巻き返す力がなければ厳しいでしょうね.アドリブで答えるのは難しいですし、しっかりと原稿を作って準備しておきましょう.

自己紹介

自己紹介については、難しく考える必要はなく、自身の経歴を振り返ってどのようなことをやってきたかを時系列順で口述します.「◯◯大学院で学位を取り、〇〇大学で△△の研究に従事し、その過程で◇◇に携わり、◎◎の成果を残しました」など.

細かいこと(何年に論文を何本出したとか何年に何とか賞を受賞したとか)を言う必要はないですが、各ポジションでどのようなことをしたかアピールすることは必要でしょう.「〇〇についての研究を行い~」とか「〇〇の教育に従事し~」とか.特に志望先で活かせそうな経験を重点的に述べるのが重要です.

自己紹介は、全体として1分のバージョンと3分のバージョンを用意しておくと安心です.面接によっては「3分位でお願いします」と時間を指定されることもありました.職務の経歴を言い終えたあとで、「〇〇の経験が御社でも活かせると思い~」など、実際に自身の経験が志望先でも活かせるような具体的な話を入れ込んでおくとアピールに繋がるんでしょうね.

まず、名前を名乗り、よろしくお願いしますとあいさつをした後、職務経歴を時系列順に振り返り、経験の中で志望先の職種で活かせそうな点をアピールし、最後に「本日はどうぞよろしくお願いいたします」と締めれば及第点なのではないかと思います.

月並みですが、ここで差がつくこととかあるんですかねえ.

自己紹介の内容について質問が飛んでくることもよくあります.「なぜ博士課程に進んだのか」「なぜこの研究分野を選んだのか」「なぜアカデミアに残ろうと思ったのか.」など.しっかり答えられるようにしておきましょう.

転職理由

当たり前のように聞かれます.まあ聞きたくなりますよね.

答えるポイントとしては、「現職ではなぜダメなのか」「現職ではどのような行動をしたか」「転職して何を叶えたいのか」だそうです.

絶対に聞かれる質問ですが、答えるのもなかなか難しい質問です.本音ベースで語れば色々とあるのでしょうが、正直に答えすぎるのはよろしくないようです.待遇が悪くて、任期があって、上司がクソで、職に未来がなくて、など理由はそれぞれでしょうが、前職のことをあまりネガティブに言ってはいけません.

面接官も、あなたがネガティブな理由で辞めるのだろうなとは薄々思っています.しかし、「前職はクソ」と文句ばかり言っている人と一緒に働きたくはないでしょう.ネガティブな理由であっても、ポジティブな表現に言い換えて伝えるか、「それは仕方ないな」と納得させることのできる理由づくりが重要です.

例えば、任期や待遇については現職に就く前にある程度知れたはずですし、人間関係についてはあなたが原因かも知れません.文句ばかりを言う人は「ここでも同じような理由でやめるかもしれないな」と思われてしまう可能性があります.ネガティブな理由であっても「人のせい」ではなく「自分の落ち度」に言及したほうが良いと思われます.

文句を「ぐぬぬ」とこらえて、ポジティブに聞こえる表現に言い換えましょう.しかし、ポジティブすぎても気持ち悪いのが難しいところです.例えば、これまで基礎研究に従事していた人が突然「御社の理念に共感して民間の仕事をやってみたくなった」と言っても、「そんなやつおらんやろ」と思われてしまうかも.

転職エージェントの方に聞いてみた話では、結局のところ面接官も人間ですから、転職の理由を聞いて納得できるかどうかが大事だそうです.本音をベースに、現職を悪く言わないように気をつけながら、どういうことをやりたいか希望を見出すような感じで回答しました.

志望動機

アピールするポイントとしては、「前職ではできなくて志望先ではできること」「自身が貢献できる点」「なぜこの職種か」「なぜ同業他社ではなく御社であるか」かと思います.

転職理由に多少ネガティブな要素が入ったとしても、志望動機はポジティブベースで攻めましょう.現職では解決できなくて、志望先では解決できることをアピールするのが大切です.アカデミアではできなくて民間ではできることはたくさんある(逆も然り)ので、ここの回答内容に困ることはあまり無いと思います.

また、相手の環境で可能なことだけではなく、自身が具体的にどのような分野で貢献できるかを必ず述べましょう.企業の立場としては「あなたに活躍して貢献してもらいたい」ことが第一にあります.その上で、すぐに辞められたりしないように「あなたがやりたいことを叶えられる」ことが大切なのです.

企業には、同業の似たようなことをしている企業が多くあります.その中で、なぜ他社ではなく志望先の職種を選んだかも答えなければなりません.すなわち、志望先だけでなく同業他社の企業研究も行っておく必要があります.正直、同業他社と圧倒的に差別化できている企業ばかりではありませんし、素人目線では本当に差が見つけられない場合があります.

そんなときは、企業理念や社長のインタビューなどから回答を見つけてくればよいでしょう.「御社が一番環境問題を重視していて」「御社が一番チャレンジ精神にあふれていて」「御社が最も地域貢献に力を入れていて」など多少曖昧になってもよいでしょう.だって違いなんてそんな無いですから.

理念や社長の発言に感銘を受けて志望した人もあんまりいないでしょうけど、特にアピールするべきポイントですから、多少大げさでもいいのかもしれません.それで受かったし.

また、関連して以下のような質問もありました.

なぜ大学教員をやめたか

現職に就いて思っていたことと違ったこと

 

現職の働き方

それぞれの職場でどのように研究を行っていたか

研究をどのように進めていたか

研究テーマを進める上で意識していることはなにか

短いスパンで成果を残すために心がけていることは何か

研究テーマの発案は誰か

研究の分担のコントリビューションは?

何をしているときに仕事のやりがいを感じるか

仕事をしていて嬉しかったことは何か

現職での、個人としての仕事の進め方のスタンスを問われます.何を考えて研究や教育を行っていたのか、無意識に行っていた部分も含めて言語化して説明しなければなりません.

私自身は研究テーマとして新物質合成を行っていた時期があるのですが、どういう基準で新物質探索を行ったのかってうまく言語化できないんですよね.なんとなくできそうだったからといった身も蓋もない場合が多いのですが、面接でアピールするにはうまく言語化する必要があります.

私の場合は「まず最初に文献を徹底的に調べて未知の領域がどこにあるかを探る」「無機固体の合成はある程度時間に融通が効くことを活かし、手を動かしながらも、文献調査や解析を同時進行で行うことでフィードバックを素早く行う」とかなんとか答えました.正解はないので、それっぽく言えてれば問題ないかと思います.

研究のコントリビューションなども問われました.誰がテーマを発案して、誰が実験や解析を行い、誰が論文作成を行ったかなどについてです.筆頭著者が本人でも、実質はボスがやってたりする場合もありますから確認だと思います.全部自分がやっていると答えてもいいですが、一人で行っているわけではないと思うので、しっかりと周りと協力して行っていることをアピールしたほうが良いでしょう.

イメージですが、一人で全て行っていたと答えるよりも、周りと協力していたと答えたほうがウケが良いと思います.仕事はチームですからね.

やりがいとか仕事をしていて楽しかったことなど、価値観を問われる部分は、よほど特殊な思考をしていない限りは正直に答えるしかないでしょう.うまくハマるかは会社の理念や面接官の考え方次第です.運ゲーですが、そこが噛み合わない相手と働くのはお互いに不幸かなと思います.

周囲との関わり方

上司とどのようにかかわっていたか

他部門の人との関わり

上司、同僚、部下とそれぞれどのようなことを心がけて働いているか

一緒に働きたいのはどんな人か

一緒に働きたくないのはどのような人か

職場の人はあなたのことをどのように評価していると思うか

自身の仕事の進め方だけではなく、周りの人とどのように関わって仕事をしているかを問われます.

企業で重視されるのは、チームの一員として周りと協調して仕事を行えるような人材です.また、リーダーシップを発揮してチームを率いた経験も重要視されます.アカデミアでは個人の仕事も多いですが、チームでの仕事としてアピールできる要素も多くあります.

まず、研究室の一員としてボスや学生と共同して研究を行っていることです.また、学生の複数のテーマを並行して管理していることは、マネジメントのスキルとしてアピールできます.また、共同研究もチームでの実績と言えます.実験系、理論系問わず昨今は学内・学外を問わず共同研究が盛んですし、共同研究では時に分野外の専門家と協調して研究を行うことが必要となります.特に、企業研究者との共同研究であれば先方もイメージが湧きやすいことでしょう.

繰り返しになりますが、企業は「チームの一員として貢献できるか」を重視します.あまり自分勝手な性格がここで見え隠れしてしまうとお見送りになる可能性も上がることでしょう.

スキル

実務スキル

求人の業務内容と求職者のスキルがマッチしていなくては話が始まりません.業務内容に関連して「~の経験はありますか?」と聞かれますが、面接の段階で経験は変えられないので正直に答えましょう.当然ながら業務内容に合致した経験を持つ人物が最も望ましいですが、特に研究職や技術職ではそう都合よくぴったりな人材が面接に現れたりはしないので、経験がやや不足していたとしてもチャンスはあります.

経験に関しては具体的なエピソードを問われる一方で、具体的なスキルの中身に関してはあまり聞かれませんでした.そこは書類選考の時点でチェックされているからでしょうか.技術職なのに本人の申告ベースで大丈夫なのかと思うこともありますが、企業側も実際に使いこなせるかのレベルよりも本人の意欲を重視している場合もあるのではないかと思われます.

また、業務内容とは直接関係なく、どのようなスキルや経験があるか聞かれることもありました.実験研究者であれば経験は千差万別かと思いますが、自分が専門にしてきた実験内容を簡単に語れれば問題ないです.

本気で即戦力の技術者を探している場合は技術に関する質問内容も深くなるのではないかと思われます.実際、IT系ではその場でコードを書かせる(コーディング面接)もあるようですね.

無いスキルをあると言うのは入ってから大変でしょうしお互いに不幸なので、あまり自分を盛りすぎない方が良いと思います.

英語のスキル

アカデミア出身であれば英語力に問題はないように思います.仕事で英語を使う場面、使用頻度、レベルなどを軽く話せれば十分です.

国際学会への参加、英語論文の執筆、海外研究者との打ち合わせのことなどを話せば納得してくれます.私はTOEICを直前に受験して無難な点数を取りましたが、特に面接で言及されることはなかったです.

本気で英語話者を探しているのであれば面接も英語で行われていることと思います.

将来のビジョン

入社してやりたいこと

将来はどのようなポジションを目指したいか

◯年後になにをやっていきたいか

スペシャリストになりたいかマネジメントをやりたいか

どういった環境で働きたいか

志望先にもし就職した場合に、どういうキャリアビジョンを描いているかを問われます.考えるのが一番疲れるところですね.しかし、具体的にイメージできていないとビジョンが甘いとかなんとかで落とされます.

募集ポジションである程度の成果を出すことは前提として、その先にマネジメントをやりたいかスペシャリストになりたいか、あるいはそのどちらにも興味があるのかをしっかり話せれば良いと思います.内部の人事規定がわからない以上、具体的なタイムスケジュールを述べるのは困難ですが、おおまかで現実的なプランを述べられるようにしておくと良いでしょう.

とりあえず入社したいだけじゃなくて将来のことまでしっかり考えているんだなという点を見極めたいのだと思います.

その他

併願状況

いつから働けるか

転勤などは問題ないか

希望年収

現職の残業時間

残業は問題ないか

賞罰の罰欄に書くようなことはないか

この辺りも基本的な質問として人事から聞かれることが多いです.

併願状況

志望先以外にどのような職種を受けているかなど転職状況を聞かれます.第一志望をアピールすることは重要ですが、一箇所しか受けていない人もリスク管理ができていない人と思われるので、正直に併願状況を話せばよいかと思います.

「〇〇業界を中心に3社を併願しており、うち一社は一次面接を控えています」とか.

特に気をつける点もないですが、強いて言うなら「志望動機」と矛盾しないようにするのが重要です.「志望動機」で〇〇業界を選んだ理由を情熱的に述べていたのに、併願先に違う業界の企業が含まれていたら、ちょっと突っ込みたくなる気持ちも分かります.

細かいことは先方に聞かれてから答えればよいでしょう.例えば、具体的な企業名を教える必要はありません.何社も受けている場合は、「うち何社は書類通過済み、うち何社は一次面接合格、うち何社は最終面接を控えており」など細かく言わずにざっくり伝えるくらいで良いです.

なお、併願状況は調査として行っている面もあるので基本的に誰にでも聞いており、併願状況を聞かれたからと言って合格フラグではありません.

いつから働けるか

入社が可能な時期はあらかじめ決めておいて、即答できるようにしておきましょう.ここで詰まると「本当にここで働く気があるのかな」と疑いをかけられる場合があります.他の受け答えが良くても就業する意志が弱いとみなされると容赦なく落とされます!

「◯月から可能です!」と言い切りましょう.根拠となる事柄も言っておくとより安心です.「弊学の規定で、退職には一ヶ月前の申し出が必要であり、引き継ぎの時間を考えると、〇月から働けます」など.

1~2ヶ月後の入社が一般的なようですが、家庭の事情などやむを得ない状況であれば考慮はしてもらえます.とはいえ、半年後に入社できますと言っても難しいでしょう.最高でも三ヶ月程度です.企業もなるべく早く入社して活躍してもらいたいのです.

転勤などは問題ないか

「転勤は問題ないです!」「残業も問題ないです!」と勢いよく答えたくなるところですが、ここは本音ベースで回答したほうが良いと思います.だって、転勤は嫌なのに即座に転勤になったら嫌でしょ?それによってすぐに職を辞めることになったらお互いに不幸です.

転勤については、「嫌です」と言い切るのは考えものですが、ある程度考慮はされます.転勤が難しい場合はしっかりと根拠を示しましょう.「子供がまだ小さいため、◯歳になるまでは~」「親の介護があるので遠方への転勤は~」など家族の事情を絡めれば少なくとも拒否はされません.

もちろん転勤が問題ない人のほうが優先的に採用にはなると思います.しかし、自分を偽って採用されていざ転勤祭りになったときに不幸になるのはあなた自身です.自分の譲れない部分はしっかり主張したほうがお互いのためだと思います.

希望年収

年収について、アカデミアに慣れていると交渉の余地がある事自体に驚きでしたが、ここも謙虚になりすぎない方が良いです.無難なのは現職並みかそれ以上という回答でしょうか.

企業にも事情があるので、希望年収通りにいくとは限りませんし、上がる場合の方が少ないのではないかと思います.現職から100万円以上上げたいというのであれば、相応の理由が必要になってきますし、給料にはこだわらないというのも人生設計ができていない感があります.もちろん即戦力で活躍できる自信があって、その根拠を示せるのであれば、給料の上積み交渉も可能です.

大企業では給与テーブルである程度決まっているので上げたくても給料は上げられない場合もあるようです.一方、トップダウン的な中小やベンチャーでは給料を個々人ごとに設定できるため青天井ですが、元々のベースの給料が低い場合もあります.

いずれにせよ、まともな企業は内定承諾前に想定年収を開示してくれるので、そこで想定よりも低ければ断ればよいのです.

現職の残業時間

アカデミアでは残業時間とはなんやそれという感じですが、一応聞かれます.裁量労働制のことを伝えておけばよいでしょう.毎日深夜まで、土日ももちろん働いていますと言ってもアピールになるかは微妙なので、仕事時間のアピールは考えものです.

先方の残業時間については、アカデミアにいる皆さんからすれば「残業とか余裕ですけど!何なら残業したらお金もらえるんですか!?」というお気持ちでしょうけども、そのまま言えばもちろんドン引きされます.また、今は良くてもライフスタイルの変化によって必ずしも残業が余裕なわけでもなくなることでしょう.

「残業がいくらでも問題ない」と言ってしまえば、本当にそういう認識で採用されますが、それでも構わないかよく考えましょう.

賞罰の罰欄に書くようなことはないか

無いなら無いと言い切りましょう.あった場合にどう取り扱われるかは不明.

その他、聞かれたことのある質問事項

最近の研究の中で気になっているテーマはあるか

企業の研究では、例えば一ヶ月間耐久試験を行うこともあるが耐えられるか?

企業での研究と大学での研究の違いを理解しているか

〇〇(何らかの最近の話題)に興味はあるか

逆質問のコーナー

企業側の用意した質問が尽きると、求職者側から質問はないか尋ねられます(いわゆる逆質問).無いというのもやる気を疑われるので、2~3程度は用意しておくことを勧めます.

どんな質問が受けが良いのかは正直わかりません.面接官次第でしょうし、特に合否に影響はないのかもしれません.個人的にウケが良かったと思ったのは、面接官の昔の苦労話を引き出させるような質問です.研究や事業化の際の裏話を楽しそうに語ってくれました.あとは聴きながら飲み会の若手のように相槌を打っておけば向こうも気分が良いことです.

一方、転職エージェントのサイトやYou Tubeの面接対策動画で「これを聞いておけば間違いない」みたいな質問はあまりウケない感じがしました.ベタなので色々な求職者が毎回聞いていて辟易としてるんでしょうかね.

「ご縁があるまでに勉強しておいたほうがいいことはありますか」と聞いたら「自身のテーマに沿ったことを個々で勉強してもらうので、一般に勉強しておいたほうが良いことはありません.新卒とは違います」と説教っぽく言われ、そこまでいい感じの雰囲気だったのになんか空気が凍りました.マジで落ちたかと思った.受かってよかった.

まとめ

私見については、全く持って一般化できるものではないと思いますが、質問内容は色々な企業で同じようなことが聞かれましたし、十分に参考になるのではないかと思います.

実際の面接の場では、当たり前ですが明るくハキハキと話すこと.相手の目(オンライン面接ではカメラ)を見て答えることで心象が良くなります.カンペを見るのは論外.オンラインでも確実にバレます.質問への回答はダラダラと答えない.せいぜい数分.最初に結論を話してから補足を行うと分かりやすいです.なるべく具体的なエピソードを交えて話すこと.

面接官も人間ですので、一緒に働きたきたい人を選びます.どんなにスキルが申し分なくても、嫌な人だと思われたら落とされます.業績の比重が大きいアカデミアと大きく違うところです.業務内容と職務経験がマッチしないのは今更どうしようもないので、それ以外の要素で落とされる可能性を全力で潰します.

手応えがあっても合格かどうかは正直分かりません.和やかに楽しくできたと思ったのに落とされたり、ピリついてて途中で帰りたくなったのに受かったり、その逆もあります.途中で不合格が明確になったら、変な恨みを持たれないように面接を和やかに終わらせる企業もあるそうです.一喜一憂に意味はないので、面接が終わったら次に切り替えましょう.

面接は昔から運ゲーだと思ってきました.どんなに良いことを言っても面接官に気に入られるかどうかは相性次第だし.しかし、今では、運ゲーだけど運の要素をある程度減らすことができると感じています.正解は必ずしもないですが.不正解はあるようです.百発百中にはできなくても、相応に合格率を上げることが可能なようです.