はじめよう固体の科学

電池、磁石、半導体など固体にまつわる話をします

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研究者

日本発のプレプリントサーバ Jxivの現状を見ていく

Jxivは、国内におけるオープンサイエンス推進の一翼を担い、研究成果の迅速な共有とコミュニティからの早期フィードバックを実現する場として大いに注目され、2022年3月24日に稼働を開始しました.

学振特別研究員DCの給料はこの35年でどう変わったか

学振DCは、ありがたい支援制度ではあるものの、世間で賃上げの機運が高まっていたり、物価高が深刻な中で、月額20万円では心もとないこともまた事実.では、この月額20万円という額は妥当なのでしょうか.

質量作用の法則?定比例の法則?:誤解を招く専門用語たち

一般名詞に基づいた用語にもかかわらず、直感的に意味が全く分からない用語が存在します.そうした用語は無駄に頭を悩ませるだけですし、初学者の学習の妨げになるしで、はっきり言って害悪でしかありません.

人気記事ランキングTOP10(2024年)

いつもは堅苦しい記事ばかりですが、たまには気楽に、ブログのアクセス数ランキングでも集計してみます.

脱アカデミアへの道~面接で実際に聞かれる(聞かれた)こと~

アカデミアでの就職と民間の転職活動は、流れこそ同じものの面接(口頭諮問)で聞かれる内容には大きな違いがあるように思います.

脱アカデミアへの道~応募から採用までの流れ~

民間の転職活動もアカデミアの転職活動もやることはあまり変わりません.転職活動の各ステップで具体的にどのようなことを行うかを見ていきます

脱アカデミアへの道~転職エージェントをうまく使え~

公募している企業とポジションを見つけて応募するという点ではアカデミアの転職と変わりませんが、民間での転職では転職エージェントという強力な武器を使用できます.

脱アカデミアへの道~アカデミア就職と民間就職の違い編~

民間への転職ってどうやればいいの?ここでは私個人の体験から得た脱アカデミアの方法を全4回にわたって記述していきます.

Prof. R J Cavaの経歴を振り返る(3)

物性物理・物質科学・固体化学分野で知らない人のいない超有名人Robert Joseph Cava先生.ついにベル研究所からプリンストン大学へ移り、現在に至るまで存続する研究室の基礎が築かれました.新しい研究室ではどのような研究を展開するのでしょうか.

Prof. R J Cavaの経歴を振り返る(2)

物性物理・物質科学・固体化学分野で知らない人はいない超大御所Robert Joseph Cava先生.物性物理には転換点となる出来事がいくつかありました.Cava先生は新しい潮流に迅速に対応し、各局面ごとに素晴らしい研究を展開していきます.

Prof. R J Cavaの経歴を振り返る(1)

現在のCava先生の研究分野は超伝導、トポロジカル材料、磁気抵抗、スピン液体、二次元磁性体、ハイエントロピー合金と非常に多岐にわたります.では、その源流は何なのでしょうか.

More Is Different: 稀代の大物理学者Andersonが伝えたかったことは何か

「More Is Different」は1972年にAndersonがScience誌に発表したエッセイのタイトルです.簡潔で示唆に富む言葉であるからこそ、人によって様々な解釈をされる言葉でもあります.では、そもそもAndersonが伝えたかったことは何なのでしょうか.

研究者を丸裸にする:研究者の業績について調べる方法

研究者は論文の発表、学会発表、特許の出願を通じて実名を広く公表しており、調べれば簡単に情報が見つかります.本人が個人サイトで公表していなかったとしても、研究者の情報はネット中に転がっています.経歴やこれまでの研究業績くらいは簡単に調べるこ…